先月になりますが、9月14日に広大な大雪山の入口の1つである銀仙台から白雲岳まで、紅葉を見に歩いてみました。日本で一番早いであ ろう大雪の紅葉は見事。息を呑む素晴らしさです。

紅葉した「ななかまど」です。

燃えるような「ななかまど」の奥に、昨シーズンの残雪が見えます。今年は冷夏のせいで雪解けが遅かったようです。

手前に見える黄色い小さな花(名前は忘れました)。　詳しい人の話しだと、この花は通常夏に咲くそうです。しかし今年は雪解けが遅く 、一週間前までこのあたりは雪に隠れてたらしい。この花と紅葉が一緒に見れるのは十数年に一度あるかないかとのことです。
｢へ～、写真撮ろっ｣って言ったら、その詳しい人からは｢撮っておいたほうがいいよ｣と言われました。

白雲岳からの景色。2～3日前、初冠雪を記録した大雪山。紅葉は、すでに終わっていました。

帰り道、岩場で｢ピチュ～ッ、ピチュ～ッ｣と元気な鳴き声がした。立ち止まり、よーく探して見ると、いました！「鳴きうさぎ」　です 。日本では、北海道の高山帯にしか生息していない。体長15cm程度の小さなうさぎ。氷河期からそのままの姿かたちを残した｢生きた化石｣ といわれてる絶滅危惧種です。