そうだ、丹波にいってみよう!
というわけで、丹波篠山へ、紅葉を見に行ってきました。
丹波は兵庫県の真ん中に位置し、655年に創建されたお寺もあるほど歴史の深い地域です。
また丹波紅葉三山と呼ばれる名所もあり、紅葉狩りにはもってこいのエリアです。
まずはその三山の一つである朝もやの中の高源寺へ。
参道の紅葉はやや色づき始めたところでしたが、その隣の紅葉公園はキレイに色づいていました。ここの楓は天目楓といい、開山当時に中国杭州の天目山より種子を持ち帰ったという由緒ある楓。葉が小さく、切れ目が深く、枝が垂れ下がるのが特徴です。
続きまして、同じく三山の一つである円通寺へ。
足利義満が建てたというお寺です。山門をくぐってすぐのお庭はこれからという感じでしたが、もう一つの門を抜けると池の上に綺麗な紅葉が・・・。
続いて訪れた高山寺が今回個人的に一番感動したお寺でした!
門から見える境内の景色が一枚の絵のようで、白の石燈篭と緑から赤に変わる楓のコントラストが素敵でした。
三山三つ目のお寺、石龕寺。
私が行った時はまだ色づき始めたところでした。
紅葉が見ごろの時は夜間ライトアップもされているそうです。
そして最後に行ったのは丹波篠山市にある医王寺。
街中にある小さなお寺なんですが、境内のイチョウがかなり珍しい樹なんです。
ラッパイチョウと呼ばれるこの樹は葉の1割が写真のような文字通りラッパ型。茎が葉に変わる進化の過程ではないかと言われていて、イチョウの原種だそうです。
天然記念物にも指定されています。
丹波地方の紅葉はこれからが旬という感じでした。 マツタケや栗・黒豆やボタン鍋など極上品の食べ物で有名な地域でもあるので、是非遊びに行かれてはいかがですか?