紅葉だより > おうちで楽しむ秋 > ウッドフレームのナチュラルアレンジメント「枝と木の実であたかかみのある演出を」

おうちで楽しむ秋

秋のオリジナルアレンジメント

紅葉狩りや秋の散策で見つけた木の枝や木の実を使ったあたたかみのあるフラワーアレンジメントを紹介します。ご自宅にあるグラスや小さめの花瓶に自然の素材を使うことでいつもと違う花あしらいが楽しめます。木の実の花止めと、木の枝を使ったウッドフレームにお花を添えて秋らしい演出に。

用意するもの

<花>
・バラ(チェリーブランデー) ・バラ(ブルゴーニュ) ・スプレーバラ(エクレール)
 

<資材>
・花器(グラス) ・木の枝 ・木の実 ・ビンディングワイヤー

STEP1 花器とウッドフレームの準備をします。

グラスを花器に見立てて、グラスの中に木の実を入れて花止めにします。花器になるグラスのふちには「割り」をいれた木の枝を挟み込み、ウッドフレームの支柱を作ります。

※割りとは枝物の水揚げを良くするための下準備です。枝の断面に対して垂直にはさみを入れて割るようにします。今回は花器のふちに鋏むため、縦一文字の割りを入れます。

STEP1 花器とウッドフレームの準備をします。

STEP2 ウッドフレームを完成させます。

花器にセットしたウッドフレームの支柱に、残った木の枝を使ってウッドフレームを作ります。木の枝と木の枝をつなぎとめるのにビンディングワイヤーで数回巻きつけるようにして括りつけます。また花を生けるときに茎を挟みこめるベースを作りこむとあしらいやすくなります。

STEP2 ウッドフレームを完成させます。

STEP3 花をあしらいましょう。

3種類のバラの花の大きさに合わせて高さを調節しましょう。花の高さに強弱をつけることで、花1本1本の特徴が引き立ちます。
バラの茎もデザインの一部になるように余分な葉を落として茎のラインを綺麗にみせましょう。

STEP3 花をあしらいましょう。

STEP4 ウッドフレームと花器の足もとを飾りつけます。

木の枝と木の実を使って、ウッドベースと花器の足もとを飾りつけます。花止めとして花器の中に入れた木の実との調和がとれるように
足もとに配置する木の枝と木の実のバランスを調節しましょう。


STEP4 ウッドフレームと花器の足もとを飾りつけます。

STEP5 お好みでオーナメントをアクセントに。

用意した木の実や枝でおもしろい形のものがあれば、自然素材ののオーナメントを作ってアクセントにしてみましょう。オーナメントはウッドフレームや花のラインを活かすために、あまり目立ちすぎないよう、分量や大きさに注意しましょう。



STEP5 お好みでオーナメントをアクセントに。
デザイン・レシピ監修
ヒビヤフワラーアカデミー
フラワークリエイティブディレクター
樹所謙

ヒビヤフラワーアカデミーのレッスンカリキュラムの開発や全校の講師のデザイン指導に あたりながらレッスン指導を行う。フランス・ドイツをはじめヨーロッパでの海外セミナーにも参加し、花や緑の自然の美しさを引き出し、素材を活かした大胆なデザインも緻密な計算のもとに繊細なデザインも得意とする。花の咲き方が1本1本違うのと同じように、各自の個性や感性を引き伸ばし、その人なりの表現力を確立できることを常に心がけて指導にあたる。

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