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秋のオリジナルアレンジメント

秋らしい落ち着きのあるワインカラーのお花で使って、少ない花材でも
素敵なアレンジアレンジメントの作り方を紹介します。艶やかな赤紫色
を引き立てる葉物を上手にあわせれば、一輪のバラでも表情豊かに。
実物やリボンも使って、お部屋の彩りにぴったりのエレガントな雰囲気
になりますよ。

用意するもの

＜花＞
・バラ（ドラマティックレイン）　・スカビオサ　・ブラックパール　・ドラセナ　・秋色アジサイ　・トケイソウ

＜資材＞
・吸水性スポンジ　・花器　・リボン　・ブドウ（造花）　・ワイヤー
※吸水性スポンジはホームセンターなどで手に入ります。

STEP1　吸水性スポンジをセットしてバラを一輪挿します。

細めの花器に吸水性スポンジを器の口から1cmほど高くセットします。
中央にバラを短く切って挿します。
ドラセナは葉を丸めホッチキスで留めて挿しましょう。ドラセナにはグリーン系とレッド系がありますが、このアレンジならぜひレッド系を合わせるのがおすすめです。

STEP2　花や実物をバラの周りに挿しましょう。

バラを中心にスカビオサやブラックパールを挿しましょう。秋色アジサイは小分けにして。
上から見たときに丸くなるようにバランスを取りましょう。ブドウは落ちないように気をつけて。
※ブドウにワイヤーを引っ掛けてから吸水性スポンジに止めると安定します。

STEP3　葉物で花の隙間を埋めましょう。

花の隙間に葉物を加えて吸水性スポンジが見えないようにしましょう。キレイなバラの葉も有効に使えます。リボンはループ状にして中央をワイヤーで留め挿しましょう。

STEP4　光沢あるリボンで華やかさをプラスします。

今回使ったメインのバラはドラマティックレイン。艶やかで上品さを感じる素敵なバラです。そして香りが最高。こんな素敵なバラだからこそ、お部屋のアクセントにも大切な日の贈り物としてもふさわしいですね。
もちろん、いろいろなバラが出回っていますので、お好みに合わせて選んでみて下さいね。

デザイン・レシピ監修
ヒビヤフワラーアカデミー
フラワークリエイティブディレクター

樹所謙

ヒビヤフラワーアカデミーのレッスンカリキュラムの開発や全校の講師のデザイン指導にあたりながらレッスン指導を行う。フランス・ドイツをはじめヨーロッパでの海外セミナーにも参加し、花や緑の自然の美しさを引き出し、素材を活かした大胆なデザインも緻密な計算のもとに繊細なデザインも得意とする。花の咲き方が1本1本違うのと同じように、各自の個性や感性を引き伸ばし、その人なりの表現力を確立できることを常に心がけて指導にあたる。